【KOYOMI】 暦(こよみ)シリーズは、一年を24の季節に分けた二十四節気、さらにそれを5日ごとに分けた七十二候という細やかな季節のうつろいからイメージする色で表現したピアスです。 リーフ型(マーキス型)のかけらは重なる季節を表した象徴として、円○と円○を半分重ねた中央にできる形をもとにデザインしています。 季節の風にゆらめいて、ふたつの色が耳元を彩ります。
KOYOMIシリーズについて
二十四節気「夏至(げし)」
夏至は、一年でもっとも日が長く夜が短い日です。
このころの七十二候には「乃東枯(なつかれくさかるる)」「菖蒲華(あやめはなさく)」「半夏生(はんげしょうず)」と、植物の生え変わりも多く見られる時期でもあります。
夏至のピアスの配色は、この頃に咲く露草をイメージした青と黄色の2色で表現しました。
露草は朝顔などと同じく朝咲いて午後にはしおれてしまう、朝露のように儚いことから名付けられたそうです。
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七十二候 第二十八候「乃東枯(なつかれくさかるる)」
見慣れない「乃東」ですが、冬、冬至の頃に芽を出し花を咲かせた後、夏至の頃に花穂が赤黒くなり枯れていく「夏枯草 (かこそう)」のことです。
ウツボグサの古名で、その花が枯れる頃になります。
ウツボグサの花の紫色と枯れつつある花穂の臙脂色の2つの色をつかって表現しました。
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七十二候 第二十九候「菖蒲華(あやめはなさく)」
その名の通り、あやめの花が咲く頃です。
菖蒲はあやめともしょうぶとも読み、よく似たお花ですがこちらはアヤメ科とサトイモ科という明確な違いがあります。
そしてアヤメ科のお花はたくさん似たお花が…。
いちはつ、あやめ、かきつばた、はなしょうぶ、ジャーマンアイリスなどがあります。
菖蒲華(あやめはなさく)のお花は、咲く時期から花菖蒲(はなしょうぶ)だと言われています。
菖蒲華ピアスの配色は、あやめと言われてイメージできる濃い紫と葉の緑の2色を使って表現しました。
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七十二候 第三十候「半夏生(はんげしょうず)」
半夏が生えはじめる頃。
「夏至の後、半夏生に入る前」に田植えを終わらせるものといわれており農作業の目安にされている時期です。
半夏(はんげ)は「烏柄勺(からすびしゃく)」というサトイモ科の植物で、薬草です。
また半夏生(はんげしょう)というそのままの名前を持つ植物もあります。こちらは葉の一部が化粧をしたように白くなることから半化粧とも書きます。
花の咲く時期もこの頃です。
ピアスの配色は、半化粧の白に青々とした葉の緑にしました。
緑は半夏、半化粧どちらにも共通しますし、この季節の緑は日を浴びて色濃く生命力を感じますね。
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使用した色たち
●夏至 露草色 × オペークイエロー
●乃東枯 クリムソン × パンジー
●菖蒲華 江戸紫×千歳緑
●半夏生 パーマネントグリーンミドル × 白